KQ Tixie マニュアル

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KQ Tixie マニュアル

エンジン

KQ Tixieでは、エンジンを切り替えることで様々なシンセをシミュレーションします。

Mode

  • DX
    DX21などのDXシリーズと同じパラメーターを採用します。
  • FB01
    FB-01と同じパラメーターを採用します。
  • Raw
    内部で計算した値を、ほぼそのまま指定できるモードです。
    Rawでは、パラメーターテーブルをDX,FB,DS8の3つから選択することができます。

Func

それぞれのDXシリーズで使えない機能を制限します。

HD, Rapid Attack

HDは、KQ Tixie独自の24bit FMエンジンです。Rapid AttackはチップOPZの挙動に近くなります。

Machine Preset

シンセ製品を選択することで、適切な設定を読み込むことができます。

  • DX21
  • DX100
  • TX81Z
  • DX11
  • TQ5
  • WT11
  • V50
  • FB-01
  • DS-8
  • Full

Chip Frequency

チップの動作周波数を指定します。

  • 3.2MHz
    EOSシリーズ以降(YS200, YS100, TQ5, B200, DS55, WT11, V50)で採用されています。
  • 3.58MHz
    DXシリーズ(DX21, DX27, DX100, TX81Z, V2(DX11))で採用されています。
  • 4.0MHz
    FB-01で採用されています。

マスターコントロール

以下のパラメーターがあります。

Vol

音量です。

Pan

左右のパンです。

Key

マスタートランスポーズです。音程を半音単位でずらすことができます。

Br LFO

WT11に存在する、ブレスLFOのモードを指定します。

  • Brt
    通常のモードです。ブレスLFOが有効になり、ピッチベンドもそのまま効果があります。
  • PB
    ピッチベンドを中央値から上げた場合に、ブレスLFOが有効になります。ピッチベンドメッセージによる音程変化は行われません。
  • Off
    ブレスLFOは無効となります。ピッチベンドはそのまま効果があります。

Effect

エフェクトを有効にします。レイヤーのEffectを有効にする必要があります。

Type

エフェクトのタイプを選択します。

  • Thru
  • Reverb Hall
  • Reverb Room
  • Reverb Plate
  • Delay
  • Delay L/R
  • Stereo Echo
  • Dist. + Reverb
  • Dist. + Echo
  • Gate Rev.
  • Reverse Gate
  • Early Ref.
  • Tone Control 1
  • Delay & Reverb
  • Delay L/R & Rev.
  • Dist. & Delay
  • Church
  • Club
  • Stage
  • Bath Room
  • Metal
  • Tunnel
  • Doubler 1
  • Doubler 2
  • Feedback Gate
  • Feedback Reverse
  • Feedback E/R
  • Delay & Tone 1
  • Dly L/R & Tone 1
  • Tone Control 2
  • Delay & Tone 2
  • Dly L/R & Tone 2
  • Distortion

Ef.Bal.

エフェクト音とエフェクトをかけない音の割合です。

Ef.Lev

エフェクト音の音量です。

Param 1, Param 2, Param 3

エフェクトのタイプによって様々なパラメーターを指定します。

Chorus

コーラス・ディレイエフェクトを有効にします。レイヤーでChorusを有効にする必要があります。

Type

コーラス・ディレイエフェクトのプリセットです。

  • Chorus 1
  • Chorus 2
  • Chorus 3
  • Chorus 4
  • Flanger
  • Doubler
  • Shrt Dly
  • long Dly

Ch.Lev

コーラス・ディレイエフェクトの音量です。

Delay

ディレイの遅延量です。

Rate

LFOモジュレーションの速さです。

Depth

LFOモジュレーションの深さです。

Feedbk

ディレイのフィードバック量です。負の値の指定もできます。


レイヤー

KQ Tixieでは、最大8つのレイヤーを重ねることができます。
それぞれのレイヤーでは、以下のパラメーターを指定できます。

音色

音色を読み込みます

LFO Sel

KQ Tixieには共通LFOが2つあり、そのどちらかを採用するか、あるいはピッチのみ独立したLFOを採用するか、またはLFOを無効にするか、選択します。
1 か 2 を選択した場合、レイヤーの中で最も若い番号のレイヤーの設定が採用されます。

Engine

エンジンを選択します。

Vol

音量です。

Pan

左右のパンです。

Poly

最大同時発音数です。

Chorus

コーラス・ディレイエフェクトを有効にします。Global設定でChorusを有効にする必要があります。

Effect

エフェクトを有効にします。Global設定でEffectを有効にする必要があります。

Ctrl(M), Ctrl(B), Ctrl(A), Ctrl(F)

コントローラーです。別項を参照してください。

Vol

補助的な音量です。

Pan

補助的なパンです。

Unison

音を重ねて重厚にします。

Width

Unisonを使う際の音程のずれの量です。

Ch

MIDIチャンネルです。

Key.L, Key.H

この範囲の鍵盤のキーに反応します。

Trns

トランスポーズです。半音単位で音程がシフトします。

Fine T

ファインチューニングです。64で半音です。

Detune

微細に音程をずらします。単純な音程変化ではありません。


Edit画面

エンジンにより、3種類の画面があります。設定で「Use Single Mode for Edit」が有効になっている場合、シングルモードになります。

シングルモードでは、一部のLayer設定は無視されます。シングルモードに入ったままPlay画面に移行することも可能です。

DX モード

各パラメーターは、ヤマハの4OP DXシリーズに準拠しています。詳しくはインターネット等で調査してください。

FB-01 モード

各パラメーターは、ヤマハのFB-01に準拠しています。詳しくはインターネット等で調査してください。

Raw モード

各パラメーターは、開発者が調査して判明した内部パラメーターの値です。
名前から機能を類推してください。


コントローラー

KQ Tixieでは、リアルタイムに音色を変えるためのコントローラーが7つあります。
音色ごとに設定できる4つのコントローラーと、音色の明るさを変えるTimbre、OP1とOP2のEGの速さを変えるEG1、OP3とOP4の速さを変えるEG2です。

  • Ctrl 1 MW
    DXシリーズの場合における、モジュレーションホイールです。
  • Ctrl 2 BC
    DXシリーズの場合における、ブレスコントローラーです。
  • Ctrl 3 AT
    DXシリーズの場合における、アフタータッチです。
  • Ctrl 4 FT
    DXシリーズの場合における、フットコントローラーです。

これら4つのコントローラーは、音色がRawモードの場合、以下のパラメーターに割り当てができます。
なお、Rawモード以外の場合、全ての項目は設定できません。
音色のEdit画面で「Ctrl/Prefs」をタップすると、設定画面に入れます。

  • LFO Pit
    LFOによるピッチモジュレーションの深さです。
    P M Sens の値に影響を受けます。P M Sens が0の時は効果がありません。
  • LFO Amp
    LFOによるアンプモジュレーションの深さです。キャリアーオペレーターでは音量、モジュレーターオペレーターでは音色が変化します。
    A M Sens および Amp Mod Enable の影響を受けます。A M Sens が0や、Amp Mod Enable がオフの場合、効果がありません。
  • LFO Freq
    LFOの速さが変化します。
  • Pit Bias
    音程が変化します。
  • Amp Bias
    オペレーターのアンプレベルが変化します。EG Bias S の値に影響を受けます。EG Bias S が0の時は効果がありません。
  • Volume
    音量が変化します。

MIDIによるコントロール

受信モードを4つのモードから選択できます。

  • 1 Ch
    指定したチャンネルのメッセージのみを受信します。レイヤーごとに指定したチャンネルは無視されます。
  • Omni
    全てのチャンネルのメッセージを受信します。レイヤーごとに指定したチャンネルは無視されます。
  • Multi
    レイヤーごとに指定したチャンネルのメッセージを受信します。
  • MPE
    MPEに準拠したメッセージを受信します。レイヤーごとに指定したチャンネルは無視されます。

MIDI Mapping

Settings > MIDI Mapping を選択すると、MIDI マッピング画面に遷移します。

Filter

無視するMIDIメッセージを選択します。この設定に関わらず、後述のExtra MIDI Mappingで指定されたメッセージは受信します。

  • Notes
  • Ctrl 1 MW
  • Ctrl 2 BC
  • Ctrl 3 AT
  • Ctrl 5 FC
  • Pitchbend
  • Program Change
  • RPN
  • Volume
  • Pan
  • Sustain Pedal
  • Portamento
  • Timbre Control
  • EG1 Control
  • EG2 Control

Parameters

受信するMIDI CC番号を指定します。None, CC#0 – CC#95, ATが指定可能です。
ここで指定したメッセージを受信した場合に、対応するパラメーターが変化します。

MIDI Mapping

追加のMIDIマッピングです。

Program Mapping

プログラムチェンジのマッピングです。


Extra MIDI Mapping

最初はSize: 0、つまり空の状態です。
「+」ボタンを押すことで追加できます。
右上のEditから「-」「Delete」を押すことで削除できます。

Parameter

対象のパラメーターを指定します。

Source

受信するMIDIメッセージの種類を指定します。

  • None
  • Control Change
  • Aftertouch
  • Pitchbend
  • Program Change
  • NRPN
  • Note On
  • Note Off

種類によって、さらにチャンネルや番号などを指定します。

Source Minimum, Maximum

入力値の範囲を指定します。

Dest. Minimum, Maximum

対象となるパラメーターの値の範囲を指定します。Source Minimumに対応する値がDest. Minimumです。
Dest. MaximumをMinimumより小さくすることもできます。


Program Mapping

デフォルトでは全て「None」です。

Set the current patch

現在のレイヤーの音色を割り当てます。

Set the current perf.

現在のパフォーマンスを割り当てます。

Import Patches/Performances from Set

保存された音色セット/パフォーマンスセットからリストを更新します。


Settings

Master Tune

全体のチューニングを指定します。標準は440Hzです。

Tuning Table

チューニングのテーブルを指定します。
標準では全て「Equal Temperamen」(平均律)ですが、編集することが可能です。

Middle A Label

中央のラの音のラベルを、「A3」「A4」「A5」から選べます。

Theme

アプリの色合いを変更できます。

UI Style

見た目を明るい背景(Light)か暗い背景(Dark)かを選べます。

Zoom Scale

画面の拡大率を指定できます。

Change App Icon

押すとアプリアイコンが現在のテーマと同じ色のアイコンになります。

Show Software Keyboard

ソフトウェアキーボードの表示/非表示を切り替えます。

Key Touch

ソフトウェアキーボードの画面を押す強さへの反応を指定します。

Synchronize Patches via iCloud

音色セットとパフォーマンスセットをiCloudを用いて同期します。
有効にする際に、iCloudからローカルにコピーするか、逆にローカルからiCloudにコピーするか、選択可能です。

Background Audio

アプリがバックグラウンド状態でも、サウンドを有効にします。

Prevent Sleep

デバイスが自動的にスリープ状態になるのを防ぎます。

Use Single Mode for Edit

有効にすると、Edit画面に移行する際にシングルモードになります。
シングルモードではレイヤー機能は無効になります。

MIDI Source

MIDI入力元を指定します。

MIDI Destination

MIDI出力先を指定します。
4OPのDXシリーズもしくはFB-01を所持している場合は、音色を実機に送信可能です。
MIDIインターフェースで接続し、こちらから設定してください。
なお、FB-01とTX81Zは、こちらから内蔵の音色のダンプリクエストを送ることが可能です。

Bluetooth MIDI

Bluetooth MIDIを接続したい場合に開きます。

Engine

HDは、KQ Tixie独自の24bit FMエンジンです。Rapid AttackはチップOPZの挙動に近くなります。

Chip Clock

チップのクロック周波数を指定します。機種によって、3種類あります。

  • 3.2MHz
    後期のDXシリーズで採用されています。
  • 3.58MHz
    前期のDXシリーズで採用されています。
  • 4.0MHz
    FB-01で採用されています。

Interpolation

サンプリングレートを変換する際の補完アルゴリズムを指定します。
0は補完を行わないので、品質が非常に悪いです。

Buffer Size

バッファーサイズを指定します。音がぶちぶちと途切れる場合は、大きくしてください。小さい方が遅延がありません。

Import Patches / Performances

音色/パフォーマンスのインポートができます。
ファイルから読み込む場合、オプションを指定後、「Import Files」を押してファイルを選択後、右上のチェックを押してください。
受信したSysExから読み込むこともできます。

対応ファイル:.syxファイル、.midファイル、.zipファイル、KQ Tixie形式

Keep Structureをオンにすると、フォルダ構造を保ってファイルを読み込みます。オフにすると、音色は名前順でソートされ、重複も削除されます。

Restore Both

Exportで出力したバックアップを復元する際に選択します。

Export Patches/Performances

保存した音色セット・パフォーマンスセットを外部に出力します。

Save as AUv3 Default

現在の状態を、Audio Unitとして開くときのデフォルトとします。