ピアノもどき マニュアル

メイン画面

  1. スクロールバー
    ドラッグ(一本指で触りながら動かす)すると、鍵盤の位置が移動します。
    ピンチ(二本指で広げる/狭める)すると、鍵盤の大きさが変わります。
  2. サステインボタン
    これを押している間、音が持続します。小さいキーボードを非表示にしている場合、表示されません。
  3. キーボードの縮小表示
    鍵盤の現在表示されている範囲を表します。タッチすると表示されている鍵盤の位置が移動できます。設定から非表示にできます。
  4. キーボード拡大/縮小ボタン
    +/-を押すと鍵盤が拡大/縮小します。
  5. 音色表示
    現在の音色を表示します。タップすることで、音色を選択できます。
    KQ Dixieがインストールされていると、音色の追加ができます。
  6. メトロノームボタン
    タップするとメトロノームのオン・オフが切り替わります。
  7. テンポ表示
    メトロノームのテンポです。タップするとテンポ設定画面が開きます。
  8. ラの周波数表示
    現在の基準周波数を表示します。タップすると、チューニング、音律、移調(トランスポーズ)の設定画面が開きます。
  9. スクロールボタン
    鍵盤を触りながら横に動かした際に、位置を移動する(有効の場合)か、グリッサンドする(無効の場合)かを設定します。
  10. 2段ボタン
    押すことで、鍵盤の表示が2段/1段と切り替わります。
  11. スピーカーボタン
    押すことで、消音ができます。
  12. 設定ボタン
    押すと、ピアノもどきの設定画面に切り替わります。

テンポ設定画面

  1. テンポ表示
    現在のテンポです。1分間にこの回数だけ拍を打ちます。タップすることで、数値入力できます。
  2. テンポ増減ボタン
    テンポを変更できます。
  3. 拍子指定
    何拍子かを指定します。ここで指定した数字の回数ごとにメトロノームの音が変わります。
  4. メトロノームの音色指定
    メトロノームの音色を指定します。
    • Silent
      無音です。音が鳴りません。
    • Beep
      ピッという電子音です。
    • Click
      音程の感じにくいクリック音です。

チューニング設定画面

  1. 基準音表示
    ラの周波数です。通常は440Hzです。タップして数値入力できます。
  2. 基準音増減ボタン
    基準音を変更できます。
  3. 音律表示
    現在の音律を表示します。
    • 平均律
      12音階が均一に等分されている音律です。
    • 純正律
      ④の調性での和音が美しく響くように設計された音律です。④で指定した音は平均律の音程です。
    • 純正律 (基準音A)
      純正律ですが、ラの音が基準音表示の周波数(標準では440Hzの倍数)となります。
  4. 純正律での調性
    純正律での調整を指定します。長調・短調共通です。
  5. キー移調(トランスポーズ)増減ボタン
    音程をずらすことができます。+2にすると、鍵盤のドを弾くとレの音が鳴るようになります。

設定

  • ピアノもどき設定
    • スリープの抑止
      画面に触れずに放置しても、スリープに移行しないようにします。
    • バックグラウンドでの実行
      ホーム画面に移動しても音を止めません。外部キーボードや外部アプリなどをMIDIで接続した場合、アプリから移動しても音を鳴らすことができます。アプリを意図的に終了させるまで、バッテリーの消費が激しいままですのでご注意ください。
  • 表示
    • メニューを隠す
      メニューを隠して鍵盤の表示領域を拡大します。隠されたメニューは端をタップするか右にスワイプすると完全に出てきます。表示されたメニューを再び隠すには、メニューのボタンを左にスワイプしてください。
    • 小さいキーボードを非表示
      キーボードの縮小表示を非表示にして鍵盤の表示領域を拡大します。有効にするとサステインボタンも非表示になります。
    • 2番目のキーボードを反転
      キーボードを2段表示にした場合に片方のキーボードの向きを180度変えます。向かい合って連弾ができます。
    • 中央のドの名前
      中央のドはメーカーによってC3の場合とC4の場合があります。お好みで指定してください。
  • キーボード
    • キーボードのベロシティ感度
      音の強さはベロシティによって変わります。キーのタッチ位置によるベロシティの感度を指定します。
  • MIDI
    • MIDI外部クロックを使用
      メトロノームを外部クロックと同期する場合に有効にしてください。外部から信号が来ていない場合、メトロノームは機能しませんのでご注意ください。
    • 全てのチャンネルを受信
      チャンネルによらずにMIDIを処理します。オフの場合、下記のMIDIチャンネルのみ処理します。
    • MIDIチャンネル
      受信/送信する際のチャンネルを指定します。
  • バーチャルMIDI
    外部アプリで使用できるバーチャルMIDIポートを開放します。
  • シンセサイザー
    • ディレイエフェクト
      音にエコーをかけます。
    • ローパスフィルター
      高音を抑制するフィルターをかけます。
    • メトロノームにエフェクトを使用
      メトロノームに上記のエフェクトを適用する場合にオンにします。
    • サンプルレート
      1秒間にいくつのサンプルを処理するかを指定します。通常は48000Hzです。
    • 同時発音数
      同時に処理する音の数です。大きすぎると端末によっては処理落ちします。
    • バッファーサイズ
      一度に処理するサンプル数です。小さくすると遅延が減りますが、不安定になります。
  • Bluetooth
    • Hands-Free Profileを使用
      マイク付きのBluetoothイヤホンなどでこれを使用すると、音質が悪くなる代わりに遅延が少なくなります。